家を建てる流れと費用
我が家の場合は6月頃から家を建てる事について意識をし始めて7月くらいから行動をしていました。私がエステサロンで独立したかった事もあり、物件を探していたのですが、エステサロンの物件に敷金・礼金・家賃を支払うのならその準備している頭金を家の頭金として使い、部屋の一室でサロンをオープンした方がお金が無駄にならないと思ったからです。
家を建てる前はアパートに住んでいたのですが、家賃、共益費、駐車場費用2台を長年支払っていくことを考えると資産にもならないし、無駄!と私は思っていました。
家を建てたい!と思ったらする事
- 住宅展示場へ毎週のように行く
- 色々な住宅会社で設計と見積もりを出してもらう
- 家を建てるのに役立ちそうな資料を請求する
- 本を読む
次の年の秋までには家を建てる事を目標に動いていました。まず、1つずつ行動をする事でした。
中古住宅、中古マンションも考えましたが、我が家の場合は、車2台は絶対必須ですし、お客様の車の駐車スペースも2台は絶対に欲しかったのでまず中古マンションは選択肢から消えました。
中古住宅も探したのですが、駐車4台以上可能、エステがしやすい部屋の同動線を考えると選択肢から消えました。
そこで、土地から探す注文住宅を選びました。
不動産屋で土地から選んだのではなくて、住宅フェア、住宅展示場、見積もり依頼をした建築会社へおすすめの土地を聞いて回りました。
土地探しは住宅会社へ
- 自宅兼エステサロンが出来ること。
- 旦那の職場から遠くない
- 駐車スペース4台以上可能
- 将来子育てがしやすい(子供が生まれる前だったので)
- 不動産価値
基本的な基準はこの5点でした。他にも実家からの距離、移動する時期、方位など気にした事はあります。
土地探しだけで不動産屋へ行った事はありませんでした。住宅会社は自社の土地を持っている事が多く、おすすめされるのですが、理想の土地はありませんでした。
しかし、話しているうちに自分たちの意見もまとめられて、余分な物はそぎ落とされて少しずつ勉強している感覚でした。
相談した住宅会社は10件はありました。見積もりをだしてもらったのは5、6件だったと思います。1件だけでは選べませんでした。資料請求だけした会社もあったので、10件以上ですね。
色々な住宅会社へ相談しているうちに、おすすめされたのが今住んでいる土地でした。私達だけでは見つけらなかったでしょう。
ある住宅会社の社長一押しの土地でした。その住宅会社の住宅デザインはとてもおしゃれで洗練されていて「この会社で建てたい!」と思ったのですが、見積もりを出すと高くて手が出せませんでした。
「土地の値段を下げて、家を建てませんか?」という提案もあったのですが、土地だけは譲れませんでした。いい土地だけ教えてもらって、他の住宅会社で建てるようにしました。
家を建てる流れ
6月 家を建てたい!と意識をする
7月
8月 6月~9月 住宅展示場、フェア、資料請求、設計図、見積もりを出してもらう
9月 子供が生まれる前だったのでフットワークは軽かったです。
10月 住宅会社決定、家の打ち合わせ、ローンの申し込みなど
11月
12月 土地契約・建物契約 以下説明
土地契約と手付金
12月4日 10時半~不動産屋
旦那と私、建築会社の人と一緒に不動産屋に行く
1570万円の土地を購入する
手付金150万円を現金で支払う
土地決済
12月22日 午前中(土地契約をして手付金を支払ってから16日後)
土地の残金1413万円を銀行ローンで支払い
建物契約
12月28日 午前中 建築会社と建物契約をする 1339万円
(土地決済完了してから6日後)
2月5日 上棟時 50% 650万円(自己資金)
4月末 完成後 50% 689万円
地鎮祭
12月29日 10時~
工事安全祈願の為に行う。夫婦揃って出席をしました。
準備物
祭壇やお供え物は住宅会社が用意をしてくれました。私たちは初穂料(3万円)を用意しました。
屋払い
5月9日午前中
住む人の為に行う(初穂料 10万円、お車代込)
知り合いから女性の神主さんを紹介していただきました。地鎮祭はする人がほとんどですが、屋払いをする人は少ないと聞きました。
しかし、我が家は念願だったエステサロンの部屋も併設している事もあり家内安全・商売繁盛を祈願してもらいました。
主人が仕事だった為私が立ち会い屋払いを行いました。
準備物
お米 2合
日本酒 1升
粗塩1袋
野菜(人参、大根、ナス)
果物(リンゴ、バナナ、パイナップル)
海の物(昆布、するめ、わかめ)
神主さんから聞いたとおりに準備をしました。お米はお皿の上に半紙(習字の半紙)を置いてお米を置きました。
準備だけして神主さんが必要なように並べてくれました。
屋祓いの仕方
それぞれの部屋、玄関、トイレ、浴室、1室ずつ「かしこみかしこみ・・・」と神様に挨拶をしていました。それに伴って私も頭を下げて神様に挨拶をしていました。神主さんに言われた通りにしていました。
「大難を小難に抑え小難を無難に抑え・・・この家に住む者に災いが起こりませんように」という内容でした。
1部屋ずつ、唱えていました。トイレも、台所もそれぞれ水の神様、火の神様に挨拶をしていました。
屋祓いをする前は何となくという気持ちが大きかったのですが、屋祓いが終わった時には何とも清々しい不思議な気持ちになっていました。
- これで安心して住める。
- この家は我が家だ。大切にしよう。
- 土地の神様に感謝
- 木も沢山切って建てているので感謝
この家に住んだら家族安泰・商売繁盛のイメージが出来る感覚でした。屋祓いの後は玄関、水場、台所、神棚に貼るお札をいただきました。
現在でもお札を大切に貼っています。
神棚にも神様を迎えていただきました。小さな神棚ですが、毎朝お水、お米、お塩を変えて挨拶をしています。榊も飾っています。榊は1日、15日に変えるのですが、感謝の気持ちを忘れないようにする為のような儀式だと思っています。
まとめ
「家を建てたい!」と思ってから住めるようになるまで注文住宅の場合は土地探しから始めるので、約1年は見ておいた方がいいと思います。
我が家の場合も「家を建てたい!」と思ったのが6月、屋祓いを行ったのが5月9日。それ以降に引っ越しを行ったので注文住宅で済むようになる道のりはおおよそ1年でした。
子供が生まれる前だったので、休みの度に住宅展示場、住宅会社へ行き色々検討する事が出来ましたが子供が3人家族5人になった今は、そこまでフットワークは軽くありません。
家の子だったら「毎週、住宅展示場巡りはいや!」って絶対言うとおもいますし、住宅設計の時も2時間~3時間じっとしているはずがありません。
今なら、プールに行きたい!花火見に行きたい!キャンプに行きたい!旅行に行きたい!とか言っていますし、親の計画通りにはならないと思います。
子供がいる場合は「家を建てたい!」と思ったら、注文住宅で土地から選ぶ場合は1年半くらいじっくり計画を建てたので良いと思います。
土地、住宅会社が決まったらあとは、早いです。
土地選び、住宅会社選びをするのなら色々な住宅会社に行って見積もりを出してもらったり、フェアに行ったり、資料請求をしたり色々行動する中で自分たちの意見がよりまとまってきます。
一生に一度の大きな買い物ですし、じっくり楽しみながら家を建てるまでの計画の参考になればと思います。