店舗併用住宅でエステサロン開業が長年の夢であり目標でした。
店舗併用の場合住宅ローンは通るのか?
銀行によって違うようですが、我が家の住宅ローンの場合は、店舗部分より居住スペースの方が広いので住宅ローンを借りる事ができました。
こんな感じです。
店舗併用住宅で住宅ローン
我が家の場合は居住スペース6割、店舗スペース4割です。厳密に言うと店舗スペース部分の廊下、トイレなど住居として使う部分もあるので3割~4割くらいです。
初めから店舗併用住宅を希望していましたが、いかにも店!という感じにはしたくありませんでした。
隠れ家的エステサロンを開業するのが夢だったのでどちらかというと、自宅の一室で開業という感じです。
なので、外観は普通の家です。間取りはエステがしやすいように工夫しました。
住宅ローンが組めない場合
建築会社の人に聞くと店舗スペースが半分以上だと住宅ローンが組めないという事でした。我が家の場合は子供が生まれる前でしたが、子供が生まれてからも自宅でエステが出来るサロンを想定していた為、子供部屋を作るなど絶対的に居住スペースの方が広くなっていました。
事業用のローンを見ると我が家が借りる住宅ローンの2倍ほどの金利でした。元金が多くなるため2倍だと利息がかなりの負担になると思います。
店舗併用住宅で何する?
店舗併用住宅を考える場合は、私のように子育てをしながら仕事をしたい。
- 自宅サロンを開業したい。
- 自宅の一室に事務所を作りたい
- 自宅兼美容室を作りたい。
- 料理教室を開きたい
- ヨガ教室を開きたい
- お花、手芸、子供教室を開きたい
その土地本当に建てれる?
我が家の場合、団地管理組合の規約で住宅専用地には制限がありました。
規約によると店舗を併用してはいけない土地と、店舗併用住宅の建築が可能な土地がわかりました。
建築会社の人が私たちが購入予定の土地管理組合に行き店舗併用住宅が可能か聞いてくれました。
規約に書かれていたのはこのような事です
- 〇番地〇丁目~〇番地〇丁目は店舗併用建築が可能
- 建物の回数は地階を除き2階以下とする
- 基本区画1区画につき建築できる建築物は1棟とする
- 建築物の高さは、広告塔などの建築物も含めて10m以下とする
など、管理組合の規約があるので店舗併用住宅を建築する時は注意をしなければいけないと思います。我が家の場合は運よくOKな土地でしたが、1区画ずれるだけで店舗併用住宅が建築出来ないのだとわかりました。
店舗併用住宅の我が家のメリット
- 通勤時間がない
- 子育てをしながら仕事ができる
- 小学校から子供が帰った時に「おかえり」って言える
- エステで開業資金として用意していたお金を頭金として店舗と家が買えた
- テナント、マンションに支払う敷金、礼金、家賃がなく資産となる
店舗併用住宅のデメリット
- 防音対策が完璧でなかった為2階リビングの子供の足音が聞こえる
- 生活感を出さないように常に綺麗にしている必要がある
- 玄関を同じにした為玄関は特に注意する必要がある
- 住宅部分への入り口は一応安全の為鍵を付けた
- 店舗併用住宅が出来る土地に制限がある場合が多い
まとめ
店舗併用住宅を建てる場合、住宅ローン、団地管理組合の土地の利用の規約に注意をする必要があると思いました。
可能なら住宅ローンで借りる方が金利が安いですし、事業者ローンよりは長く借りる事ができます。
土地に関しては、建築会社の人が教えてくれなければ、私達ではわからなかったことです。団地内でお店をしている家が何か所かあるので、我が家が選んだ土地も店舗併用住宅を建てて大丈夫だろう!と思っていたのですが、そうではありませんでした。
選ばれた区画だけOKでその隣は店舗併用住宅がだめだと聞いて「え~!そうなんだ~!」って感じでした。しかし、店舗併用住宅がダメな場所でも「〇〇事務所」「ピアノ教室」など看板を出して開業している家も何件かありました。
家を建てて数年後に始めたのかもしれません。家を建てる時はお店をする事を考えずに建築をして、管理規約も詳しく読んでいない人もいると思います。不特定多数が来るようなお店ではなく、ひっそりしているからいいのかな~なんて思ったのですが、やはり店舗併用住宅を建築するのならきちんと規約でOKな場所に建てて気持ちよくしたいですよね。
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