1000万円で家を建てたい！と思っても我が家の場合は、自宅サロンをする目的もあった為、オーバーしてしまいました。
そして、絶対に妥協できないのが土地でした。家を建てるにあたってかかった必要な費用は3000万円近くになりました。
その内訳は？
1000万円の家を建てたい！
土地購入代金 1570万円
記録によると土地を購入する時に仮押さえで土地代金の１０％ 150万円を現金で支払いました。残金 1413万円は6日後に支払っています。
その他、固定資産税の日割清算分として 現金で81,310円を支払っています。
土地の契約の時に土地の売主の奥様が来ていました。旦那様は仕事の関係で来れないという事でした。4人子供さんがいて、旦那様は開業医をしているとのこと。子供が予定よりも増えて新しく他の場所に家を建てた為、もう建てる予定がないとの事で売りに出されたようでした。
今までにも何名か購入したいという人がいたそうです。しかし、金額を下げるように言われたらしくお断りしたとの事。1570万円という提示価格で買う人にしか売らないと決めていたようです。
私たちは、値切る気は一切ありませんでした。高い金額ですが、1570万円を出しても価値があると思ったからです。価値を感じる物にお金を払うのは惜しくないのですが、それほど価値を感じない物に支払うお金は心理的にも抵抗があります。
家本体については妥協出来るんです。絶対に妥協できないのが土地でした。
62.8坪 坪単価 25万円なので 広い割には安い方だと思うのです。安い土地はたくさんあったのですがお店の事、環境、土地の将来性などを考えると 1570万円を出しても惜しくない土地でした。直感的に成功、幸せ、安泰の未来のイメージが出来るような力強い土地のエネルギーを感じました。
建築工事費 小計 1339万円
記録によると契約時に10％を支払っています。残り中間金40％、完了時に50％を支払っています。
本体工事費（消費税含む）
1221万円 35.12坪 × 34.76 万円
エステサロンのお店のスペースが4割あった為坪数が高くなってしまいましたが、住むだけなら安く抑えられます。
付帯工事費（消費税含む）
88万円
カーテン、照明（消費税含む）
カーテンはホームセンターで購入、照明は楽天、ヤフオクで格安で購入して取り付けのみお願いをしました。エステサロンのお店にこだわっていたのでシャンデリアやおしゃれなインテリア系の照明を取り付けました。
結果思った事は、コンセントのインテリア照明でも十分ということです。取り付け時に住宅工事会社の社長に言われた事は、「電気代大丈夫？」と心配されたのですが、電気代よりもその時は自宅サロンのインテリアに力を入れたかったのです。
だから、1部屋にメイン照明、シャンデリア2か所など電気の線を３つ引いたりしていました。カーテン、照明は住宅会社の提案する物に価格に合う魅力を感じませんでしたしそこまでの利便性を求めていなかったので、自分たちで探して正解でした。
楽天、ヤフオクで照明機器を購入しましたが、10年経った今も故障なく使えています。
取り付けは住宅会社の電気設備の人にお願いしました。
外構工事
30万円
最初の予定で外構は、住みながら自分たちで行う予定でした。完璧な家を求めていませんでしたので、楽しみながらのんびり外構を完成させたので十分だと思っていました。
父親に、外構も立派にし過ぎると資産価値の評価が高くなり固定資産税が上がる可能性があると聞いていたのもありました。
しかし、住宅会社の社長に外構を勧められて30万円までなら・・・と外構を取り入れたのですが、今思えばやっぱりなくてもよかった・・・
枕木を４本入れる、レンガをアーチ状に一部入れるだけで30万円です。デザイン的にはまあまあですが、30万円の価値はあんまり感じない・・・
昨年旦那が、駐車スペース部分に無料でもらったレンガを敷き詰めたのですが、ネットでレンガの敷き方を調べて敷きました。やっぱりプロの方が手際よくて上手ですが、完璧な家を求めているのではないので旦那のDIYで十分だったな～なんて思います。
家を作る事は出来ませんが、外構なら自分たちで出来ますよね。楽しみながら家族でチャレンジするのもいいですよ！30万円浮くと全然違いますよね！
登記費用
土地登記料金 20万円
建物登記料金 15万円
住公・住宅ローン費用
融資手数料 3万円
担保設定料 20万円
火災保険料 3万円
印紙代 3万
つなぎ利息 １０万円
資金内訳
現金 8,190,000円
銀行ローン 5,200,000円
代金の支払い方法
中間金 建方完了時 6,500,000円
最終金 6,890,000円
内訳総括表
本体工事費 11,629,059円
設計料・諸手続料 190,000円
付帯工事・その他 940,715円
工事価格合計 12,759,774円
消費税 637,619円
請負代金合計 13,390,000円
本体工事費内訳
- 仮設工事 265,263円
- 基礎工事 640,966円
- 木工事 4,838,392円
- 屋根樋板金工事 864,185円
- 外装工事 961,250円
- タイル工事 114,394円
- 金属建具工事 717,000円
- 木製建具工事 371,500円
- 内装工事 414,064円
- 雑工事 469,432円
- 住機設備工事 1,495,700円
- 電気工事 226,913円
- 給排水工事 250,000円
本体工事費 合計 11,629,059円（消費税5％は含まれていません）
設計料・諸手続料内訳
敷地調査費用 40,000円
確認申請日 150,000円
合計金額 190,000円（消費税５％は含まれていません）
付帯工事・その他内訳
屋外給排水工事 300,000円
屋外電気工事 45,000円
外構・造園工事 285,715円
仮設工事 110,000円
廃材処分費 200,000円
合計 940,715円 （消費税５％は含まれていません）
まとめ
1000万円で家が建てたい！と思ってはいたのですが、エステサロンのお店の部分もあり家の本体工事費用だけで消費税を含んで1221万円となりました。
エステスペースを4割取っていたのでその部分を除けば本体工事費だけは1000万円以内に収まるかと思います。
カーテン、照明は楽天やヤフオク、ホームセンターで安く手に入れたのでOKだと思います。外構工事は少しずつDIYで行うとすると、金額を抑える事ができます。
土地、建物登記費用は必要ですね。
ローン関係に必要な担保設定料や、つなぎ利息など想像していなかったお金がこまごまと必要でした。
土地がある人は土地代が要りませんよね。住宅会社の人に土地代を抑える提案をされましたが、土地だけは譲れませんでした。固定資産税を毎年10万円ほど支払っています。
建物の価値は建てた直後から減って行くようですが、土地の価格は上がる可能性もあります。我が家の考えでは土地は資産だと思っています。
住宅ローンは残債1000万円を切っているので、今家を売ったとしたら、周りで売り出している中古住宅の相場を考えるとローンが残る事はありません。
売れると現金が手元に残るようになります。
周辺環境の変化もあり、土地の価値は上がっているのでは？と思っています。
土地を選ぶ時に土地の資産価値の話も聞きました。この土地をおすすめしてくれたのは他の住宅会社の社長だったのですが、色々な住宅展示場へ行く中でたくさんの話を聞くことが出来ました。
その話を聞いててもお金を掛けるべきところは、家本体ではなく、土地だな！と思いました。そして10年経った現在もその気持ちは変わっていません。
周辺環境の変化を見ると、資産価値は下がっていませんし、上がっていくようなイメージができます。
私のライフプランでは「イギリス式老後住み替え」で子供が巣立って夫婦だけもしくは1人で暮らすようになったら広い家は必要ないので、小屋暮らしをしたいと思っています。家を売った売却資金で小さくて合理的な小屋でのんびり暮らすのが理想です。
家の売却資金（小屋代＋老後資金）、生活費（年金で十分の計算です）予備（退職金）1000万円で家を建てたい！と思っている人は子供がいて家族の事を考えての事だと思います。
子供の教育費も必要ですし、家族でのレジャー費も必要ですよね。
「今」も楽しみながら充実して家族で過ごす時間が持てるのが理想です。
「将来」だけに視点を合わせると不安ばかりになってしまいます。絶対に譲れないこと！妥協出来る事は何かを決めて1000万円台の家づくり頑張ってくださいね。
家についてはこちらの記事も参考になります。
＞＞家を建てたい！と思ってから新しい家に住むのに1年かかった
住宅ローンについてはこちらの記事もどうぞ
＞＞住宅ローンの借り換え審査に落ちたけど、ローンが安くなった！
